サクライヒナコぶろぐ

歌のことと、曲のことと、ひとりごとと

楽曲「声」について

過去にSPIDER LILYというバンドを組んでいた。その時に描いた曲。
 
 
 

 

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小学校の頃に“なみだうさぎ”っていう少女漫画が大好きだった。
主人公の桃花と片想い相手の鳴海くんの話
でも曲のメインはその2人じゃなくて、鳴海くんの親友で桃花に密かに想いを寄せている天野くんの話。
よくありがちな話かもしれないし、その曲自体ぶっちゃけ想いはあまりないまま勢いで描いた。
(ちなみに当人は鳴海くん派でしたね。暗い髪色のクール系好きっす。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でもライブを重ねて、バンドを通して
片想いとか一方通行って音楽とすごく似たものだなって思った。
 

 
 

 

 

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ライブを観にくるお客さんって自分たちを目的に来る人だけじゃないから、
5バンドで1日の日ならば4バンド分のお客さんは初めまして。
 
 
そういった時に自分たちを知らない人に歌うのはいつだって片想い状態。
 
 
「初めまして」「私たちのことどう思いますか?」
 
 
どうやったら言葉が届くのか、想いが届くのか
気付いたらそういう歌に変わっていった。
 
 
バンドやってなかったら生まれてないこの曲
私にとっての大切な歌。